

一般社団法人 尼崎青年会議所
2026年度 第67代
理事長 古田 雄哉
はじめに
1949年に「新日本の再建は我々青年の仕事である」として創立された日本青年会議所の運動は1959年にここ尼崎の地でも始まりを迎えました。こども達と夢を語れる「まち」尼崎の実現を目指して設立された尼崎青年会議所の運動は、多くの先輩諸氏の想いを受け継ぎ、現在まで展開されています。
このように青年会議所の運動が現在まで脈々と受け継がれてきているのは、青年会議所の運動・活動が魅力的なものであるからに間違いありません。では、何が青年会議所の魅力なのでしょうか。
私がこれまで青年会議所活動に取り組んできた中で、特に魅力だ、と感じるのは、「人と人との繋がり」と「JCで社会を変える運動ができること」です。
JCには「JCだから」というだけで人と人との距離を一気に縮める不思議な力があります。それは国や地域を超えても、です。また、一年間同じ経験を共にするだけでその関係は他では得られない強固なものとなり、一生の財産になります。
そして、青年会議所は、これまで先輩が積み上げてくださった活動・運動により、行政や諸団体と積極的に連携を取り、時には動かすことができる、という強みがあります。いろいろなカウンターパートと社会を変える運動を展開する、そのような経験は普段はなかなか経験することができません。社会を変える、それは未来の日本を作ることに繋がります。青年会議所にはこのような大きな可能性があり、一歩足を踏み出せばいつでもその機会に触れることができるのです。
JCの魅力はまだまだこれだけではありません。一人ひとりのメンバーがJCの魅力に気付き、JCを好きになり、楽しみながら積極的に取り組む。そうすることで私たちの運動・活動はより活発に、質の高いものになり、私たちの団体・運動が未来へ繋がっていきます。よりJCの魅力に触れ、楽しみながら運動を発信する一年としましょう。
地域を、社会を変える
これまで尼崎青年会議所では行政や地域の諸団体と連携した事業・運動を展開してきました。これらの運動の歩みを止めず、より良い地域社会を目指して引き続き運動を展開しなければなりません。
他方で、尼崎が抱える課題は尼崎だけではなく、全国で共通するものもあるでしょう。尼崎から日本全体を盛り上げていく、そのような運動を起こし、全国へ発信する、このような広い視野を持って活動することが求められます。そして、私たちの運動は再現可能でなければなりません。一過性になるのではなく、社会や私たちを取り巻く環境が変化していく中で、どのような工夫をすれば持続的に運動を展開し続けられるか、このような視点も持って、地域の、日本の未来を創造するまちづくりを目指しましょう。
国際の機会
世界に目を向け、国際交流の機運を決して逃しません。姉妹JCとの交流強化やASPAC・世界会議への積極的な参加を推進し、メンバーが国際の舞台で学び・交流できる環境を整えます。異文化との触れ合いは視野を広げ、地域に新たな刺激と学びをもたらします。
また、普段とは違う地で共に時間を過ごす、というのは何よりもメンバー同士の繋がりを強固にするものです。「あの仲間に会うために自分も参加しよう」と思えるような組織にするためにも、各種大会における機会を最大限有効に活用します。
青年会議所だからこそ得られる機会を最大限活用し、視野を広く、そして強い繋がりを持った組織を目指しましょう。
未来のこども達へ
未来を担う青少年の育成は、私たちの活動・運動の大きな柱です。尼崎のこども達・若者達が壮大な夢を描き、将来世界に羽ばたける人財へと成長できる環境づくりに、私たちは取り組まなければなりません。学校や家庭生活以外で印象に残る経験をすると、それは大人になってもその子の心の中に残っているものです。多感な時期に得た刺激と成功体験は、必ずや自信と誇りにつながり、その子の可能性を大きく広げます。どのような経験を積めば将来の選択肢を増やしてあげられるか、様々な可能性を視野に入れ、未来に向けて世界で勝負ができる素晴らしい人財育成に取り組みましょう。
盤石な組織へ
立場は人を変える、という言葉があります。青年会議所は単年度制で、その年その年で色々な立場を経験でき、それによって大きく成長できる仕組みが確立されています。しかし、その立場というものも、しっかりと組織運営ができていなければ曖昧になってしまい、ひいてはメンバーの成長の支障となりかねません。各種会議等においては今一度その意味と役割を意識し、無駄のない規律を持った運営を行い、私たちの運動がより効果的に展開できるようにします。
そして、私たちの運動が私たちだけで完結していては社会を変えることはできません。効果的に発信をすることでメンバーの活動意欲を高め、また、より大きな運動を起こせる団体となります。一人ひとりが役割を意識し、未来へ繋がる組織運営を目指しましょう。
新たな出会い
組織の根源は「人」にあります。新たなメンバーの拡大に全力を注がなければなりません。情熱と志を持った仲間を一人でも多く迎え入れ、青年会議所運動の輪を広げていきます。
ただし、人数を増やすこと自体がゴールではありません。せっかく入会してもらったのに青年会議所の魅力を伝えられなければ意味がありません。例会や事業を魅力のあるものにすることはもちろん、青年会議所の機会・可能性に一つでも多く触れてもらい、自然と、参加したい、と思えるような組織を作ります。人という財産を豊かにし、我々の運動の可能性を未来へ繋いでいきましょう。
むすびに
青年会議所には様々な機会があり、その機会を積極的に掴み取れば必ず新たな経験ができ、自身の成長に繋がります。そして、せっかく取り組むのであれば、楽しみを見つけて取り組んでほしいと思います。たくさん用意されている機会の中で、それぞれが魅力に気付き、楽しみながら自発的に取り組む、このような組織になれば自ずと組織の力は活性化され、より魅力的な団体となり、社会に大きな影響を与える団体であり続けられます。メンバー全員が笑顔で明るい豊かな社会の実現を目指し、私たちの運動を未来へ繋いでいきましょう。
基本方針
- 1.一般社団法人尼崎青年会議所の理念、運動方針に沿った運動の展開
- 2.一般社団法人尼崎青年会議所の会員の拡充
- 3.地域と連携した社会開発運動の実施
- 4.国際の機会の創出・推進
- 5.青少年事業の実施
- 6.会員の資質向上に繋がる組織運営
- 7.国際青年会議所、日本青年会議所、近畿地区協議会、兵庫ブロック協議会への協力並びに出向者支援
