2025年6月20日(木)、6月度例会「誠実さが、あなたを真のリーダーに導く」を開催いたしました。
本例会では、青年会議所メンバー一人ひとりが自らの言葉と行動を一致させ、誠実なリーダーとして信頼される存在となることを目的に実施いたしました。
「誠実さ」を通じて周囲に良い影響を与えられる人材が増えることで、組織全体のブランド価値を高め、信頼されるJCを目指す契機となりました。
冒頭では、組織の信頼は言葉と行動の一致によって築かれること、そして青年会議所が掲げる「経営資質・指導力の向上」という理念に基づき、セルフブランディングの重要性を確認しました。
その上で、大原歴代理事長をお招きし、鄭委員長による質問形式のインタビュー講演を実施しました。質問形式を採用したことで、講演はより身近で実践的な内容となり、参加者が具体的に自分の行動を省みる機会となりました。
講演では以下の4つのテーマを中心に展開されました。
- 青年会議所への入会のきっかけと歩み
大原歴代の経歴や青年会議所での活動実績、入会の背景についてお話しいただきました。デイサービス事業立ち上げ当時、JCメンバーとの出会いが入会の契機となったエピソードは、参加者に親しみを感じさせる内容でした。 - 活動に真摯に向き合うようになった転機
入会2年目にセクレタリーを任された経験を通じ、責任感とやりがいを見出した過程を具体的に語られました。その言葉には、メンバーの活動姿勢を見直すきっかけとなる説得力がありました。 - JC活動と社業の両立・相乗効果
理事会での経験が社業のプレゼンテーションに活かされた事例を紹介され、青年会議所で培ったスキルが実社会でも成果につながることを実感できる内容でした。 - 限られた時間の中での活動継続の工夫
家庭・仕事・JCの三立を実現するためのタイムマネジメント術や家族との関わり方について具体的な実例を共有されました。「自分の夢の延長線上にJCがある」という姿勢に、多くの参加者が共感を寄せました。
講演後は、参加者同士が2人1組で意見交換を行い、印象に残った内容や今後取り入れたい考え方について活発な議論が交わされました。
また、質疑応答では大原歴代が一人ひとりの質問に丁寧に答え、より実践的で深みのある内容となりました。アンケートからも高い満足度が示され、理解促進に大きく寄与したことが確認されました。
本例会を通じて、メンバーは誠実な言動の重要性を再認識するとともに、信頼されるリーダーとしての在り方を考える貴重な機会となりました。
尼崎青年会議所は今後も、メンバー一人ひとりが自らの行動で信頼を築き、地域社会を導くリーダーへと成長できるような学びの場を提供してまいります。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。




